証券会社を選ぶときには現物株の手数料をチェックしておこう

現物株取引というのは、実際に有価証券を受け渡しする取引のことです。一般的にイメージする株取引が、それに当たると考えておけば間違いありません。

それに対し、自分で実際に株を持たずに取引する方法もあります。それが、証券会社から株を借りて売買をする信用取引という方法です。

信用取引には、資金の3倍までの株を取引できたり、借りた株を売ってから買い戻す空売りができたりといった特徴があります。

そして、もうひとつこの2つの取引の違いとして大きなポイントが取引手数料です。基本的に、現物株取引の手数料はどの証券会社でも、信用取引よりも高めに設定されています。

長期保有の場合はあまり問題ないのですが、短期取引や取引数が多いときになどは、取引コストがかなり高くなってしまう場合もあります。せっかく利益を出したとしても、場合によってはそれでマイナスになってしまうということもありえるのです。

このように、株取引を行ううえでは手数料はとても重要なポイントのひとつです。

では、現物株取引の手数料についてくわしく見ていきましょう。

まず、手数料には大きく分けて、1回の約定ごとに支払っていくタイプのものと、1日に一定の金額が設定されているものがあります。定額の場合は、一日にいくら取引量が多くなったとしても、手数料の金額は変わりません。

より多くの取引をするのであれば、多少高めであっても1日定額制の手数料を利用したほうがお得になることもあります。

ほかにも、証券会社によっては、取引量に応じて手数料が安くなったり、口座開設から一定期間手数料が無料になるといったるサービスを用意しているところもあります。指値注文と成行注文で手数料が違うといったケースもあります。

自分の取引スタイルによって、どこがお得かは変わってきます。どの証券会社を選んだらよいのか、あらかじめよくチェックしておくようにしましょう。

ただし、気をつけておかなければいけないのは、手数料さえ安ければかならずその証券会社が良い、というわけではないことです。証券会社を選ぶときには、取引するさいの機能や、ツールの使いやすさ、さらに情報提供の豊富さなど、ほかにも多くのポイントを考えておく必要があります。

そういった点もふくめて、総合的にどの証券会社が自分に合っているのかを選ぶようにしましょう。株取引の口座開設はどこも基本的に無料なので、リスク分散のためにも、複数の口座を開設しておくこともおすすめです。